勇者1号のチラ裏

とりあえず、元気です

更新さぼってすいません

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以上が吸い玉の手順で、実際の施術はどうだったかと言うと

自分パンイチになって瀉血を受ける→かさぶたが出来てから今度は独裁王の指示通りに吸い玉瀉血、走罐法（例のオイルで滑らせるやつ）を行い、ポイントを細かく教えてもらう。→後片付けをしてから、ピザを注文して食う。→時間差で独裁王の背中にひどい凝りが浮かび上がってきたので（全然別の部分）、もっかい瀉血する。→瀉血後、独裁王が出会ってからこれまで見たこともないような晴れ晴れとした顔をしたので、心の中で吹く。→解散

ってかんじです。

自分も独裁王も基本は、経過写真の1枚目に会ったような首から肩にかけての左右対称な5点を行い。

自分の場合は、腰に問題があったので左右二点。独裁王の場合は後で浮かび上がった左の肩甲骨の一点に対して行いました。

吸い玉（カッピング）は健康用具として

http://matome.naver.jp/odai/2138562312893616101

とか紹介があります。

また瀉血に関しては

http://park.geocities.jp/runa_park2002/digest.html

みたいな2chのまとめがありますが、

どちらも主にデトックス用で、マッサージでの用法ではないようです。

独裁王が言っていましたが、マッサージを先に行って、悪い患部を浮き上がらせてから使うことで対処療法的でない根幹的な治療が可能、なのだとか。逆にいえば、重い症状ではがっつり施術しても、吸い玉で瀉血をしない限り何度でも元に戻ってしまうらしいです。（ねん挫が癖になったり、古傷まわりがよくならないのもこのせい？理屈の上では鍼灸や注射などでも根幹治療にならない？）

これが独裁王をして、吸い玉を使わない施術者は雑魚だのなんだの言わせしめる原因のようです。

しかし、実際には日本での運用はごにょごにょ…、で難しいですし、また患者の方も血が出るのを怖がる人も多々です。

よほど患者と施術者に信頼関係が成立しないとこの用法はむずかしいだろう、とのことでした。

あと、独裁王の他の施術にも言えることですが、小さな傷をつけたり、吸い玉でゴリゴリとかもあるのでしょうが、施術中だけでなく施術後も体力を使います。

自然治癒力などの回復力なども計算に入れての施術だからでしょう。

ここからは推測ですが、独裁王が患者の飲酒を嫌うのもアルコールなどの毒素の分解などに体のリソースを食われて、本来の施術の効能を発揮できなくなるからではないのでしょうか？

または、体のリソースに余裕がないのに、独裁王の施術でむりやり働かされることによって、ラジエーターのの冷却水なしにエンジンを動かす、みたいに体が焼き付いてしまうことを恐れているのかもしれません。

まあ、ごちゃごちゃ言いましたが、吸い玉単独での運用は私見ですがデトックス程度の効用しかないような気もします。

もし、効果のある運用を求めるなら独裁王のようにマッサージに精通した施術者にお願いするか、もしくは吸い玉運用の位置を写真などで記録しておいて自分で試すのに効果があるかもしれません。

実際、肩から背中にかけての五つを抜くことで、頭痛への対策になるようです。（独裁王は頭痛もち）

自分も頭は大分すっきりしたのですが、肩周りが筋肉痛みたいになってるので、まだ真に効果を発揮しているとは言いにくいです。

なんか体で血を作ったりしているのかちょい体がだるいですし。

ここら辺も含めて独裁王が言っていましたが、こういった吸い玉アリのガチの施術を受ける際は、三日前後の禁酒以外に、ある程度の体力と次の日の予定を入れないこと、などが必要のようです。

そういったことも含めて、検討をいただければ。

おしまい。

PS.施術時間は前半1時間半くらい、吸い玉で二時間くらいでした。（自分から独裁王への施術時間は含まず）
PS2.あと今回のマッサージの効能ですが、姿勢直ったとか足がまっすぐになった、と前とほとんど同じで。あとは肩あたりの筋肉痛が結構あるのと、一日たってもちょい眠いです。その後の経過は、写真とともに貼り付けます。
PS3.書き忘れ。かさぶた出来たら12時間後ならシャワーOKで、それから24時間後にはお風呂OKのようです。それでも心配なら、もっと治ってからにするといいかも。

〈オマケ：めっちゃいい笑顔の独裁王〉

血が飛び散るので汚れないように、マット代わりに使ってた布団敷を新聞紙（何枚も重ねて）で覆う、枕はいらないのでどける。

吸い玉のカッピングを使う直前に、鍋に全部水に漬かるようにしてから煮沸消毒する。終わったらお湯を捨てるのだが、ある程度捨てたら鍋から吸い玉が転げないようにきれいなタオルで押さえてお湯を全部流しに捨てる。

ついでにここに書くが、使い終わった吸い玉は水の張ったバケツに放りこみ漂白剤を投入しばらく漬けた後、溶液を何度も薄めてから水を捨て真水で洗い終わったら（素手注意！）、綺麗なタオルかティッシュで拭く。もう一回施術に使うときは鍋にて煮沸消毒を行う。

患者はパンイチになって施術者に背中を向ける。まず背中全体を大量のティッシュに消毒用アルコールを含ませたもので綺麗にしてから、マッサージ後に残ったしつこい凝りを確認して患部を覆うように吸い玉をかぶせる。（握力計みたいなので気圧を抜くのだが、前回と同じオイル滑らせる吸い玉の時は2～2.5回が標準〈五回以上やると地獄の痛み〉、今回の瀉血用の回数は4.5回以上やっても問題なし）

それでしばらく置いて（実際の作業は並行的に行うので次々に設置）ると患部が赤黒くなっていく、時間は煙草一本分くらい。見た感じは昔どっかで見たチン〇の根元を輪ゴムで縛って取り返しがつかなくなった時のjpg画像のよう。正直怖い。

まずはカップに爪を当てるように指をすべり込ませて外す。

んで、次は患部を切開、というよりものすごい小さな傷をたくさんつけていく感じ（画像は瀉血後）。

方法は、カミソリ（使い捨て）をエタノールをしみこませた脱脂綿（使い終わったら置く台）で拭いて、ライターであぶる。手はあらかじめ石鹸などで洗っておく、アルコール消毒したらなおよし。傷とかの怖れがあったら使い捨てのゴム手袋あるといいかも（手術用の）。

傷をつける前には必ず、さっきとは別のティッシュにアルコールを染みこませて患部を拭く。（これをするのとしないのでは血の噴きが変わってくるのだとか）

それから、カミソリの持ち手を鉛筆のように握り、刃物の先っぽの角を使ってちょんちょんっと小さな傷をびっしりと傷つけていく。（傷つけ方とか深さはいろいろあるらしいけど、教えてもらったのは一番無難なやつ）

その傷がが赤黒い患部をを全部カバーしたら（この時点で傷口から血が出てきて水玉がびっしりになってる）、再びカップをかぶせて手動でシュコシュコ気圧を抜く。んで再び放置。

しばらく置くと、カップの底に血がたまってくる。たまり具合は患部によって違う。ほとんど血が出ないやつもあれば、めっちゃ溜まってる奴もある。ここら辺は患部ごとに違うけど、量の過多と効果は別に比例するわけではないのだとか。（ピンポイントで悪さしてたら血はあんまりでなかったりとか）

血が溜まったら、今度はカップをはずす。血はめっちゃ溜まってるので、下手な外し方をすると大惨事に。（自分は独裁王のパンツとズボンを血まみれにしてしまいました）

カップの下の方に大量のティッシュを添えて、上の方から指をすべり込ませるようにして気圧を逃します。

血液は結構でろでろでうまくやると、ゼリー状の血液が背中に鎮座している様子を写真で撮ることも可能です。

血のゼリーを拭きとったら、もう一度アルコールティッシュで患部を消毒。その後はかさぶたが出来るまで待ちます。

んで前述したように水の張った消毒用のバケツ（綺麗なの）に漂白剤を仕込んで一定時間漬け込みます。

これやっとくと、消毒＋血の汚れが落ちやすくなる効果があるのだとか。

漬け込みが終わったら水で薄めてブラシとかスポンジで洗っていくのですが、カップの中でもゴム弁の方まで血が上ったものは安全のためもう使わないそうです。（感染症の恐れのため）