まず、敷いたマットに仰向けになって左足の小指から関節を順番にほぐし,筋肉や腱をもみながら同時に整えていきます。独裁王は片足をたてるポーズで両方の手の平をふんだんに使って施術。(この姿勢で最後まで施術できる奴いないから、俺スゴイ、だそうですw)足の関節(あのよく名前の知らない小さな骨を含めて)をぐりぐりしたりプラプラさせたり、時に無理っぽい方向(正直痛い)に力を入れて緩めていって、あっという間にふくらはぎまで到達します。
その時点で一旦施術を中断して、言われた通りその場に立ってみると、ものすごい違和感。
ろくに立っていられなくなります。感覚的にはめまいでふらふらするような感じ。
独裁王が言うには、両足の感覚があまりにも違いすぎて体がついていけない、とのこと。
マッサージ店時代は、施術時間が限られてたのでこの片足のみ施術を使って延長率60パーセントを稼いだのだとか(鬼かw)
それから次に、指示通りその場にうんこ座りをしてみると、面白いことに膝の位置が違う!あきらかに左足の膝が沈み込んでいます、先ほどの施術で細かいのも含めて足関節の稼働域が広がったせいらしいです。
そしてまた仰向けになるとお次は右足の施術をふくらはぎまで。終わったもう一度立ってみると、今度はふらふらしません。
そしてうんこ座りをしてみると、両ひざが同じ位置に来ました。あと心なしか施術前より安定しているような…。
ただ、施術したふくらはぎまでと施術してない部位の境がなにやらもやもやします。独裁王に聞くとつながってないからだ、みたいな答えが返ってきました。
それから続きに両の太ももまで進むと、今度は俯きになって腿とかふくらはぎを攻めます。それから一旦立って確かめた後は、今度は両手のひらを使ってでなく関節技みたいに全身(特に足技)をつかって施術します。
なんでも体というものは一旦施術を行ってゆがみを直しても、次から次に第二次第三次のゆがみが出てくるそうです。
独裁王はこれらを順番に整えていく施術方法をとっていくらしく、これを消去法的施術、とか呼んでいました。
そしてこれらが終わって立ってみると、面白いことに足運びがめっちゃスムースです。びっくり!
ただ腰あたりに発生したもやもやはなんか気持ち悪かったです。